差別は無くならなさそう

差別はなくなるのか
一般論を言えばもちろん差別はないほうがいい。
でもなくして然るべき差別と、永遠に無くならない差別がある。
例えば人種差別などはいずれは、遠い未来ではなくなるとは思う。
一昔前まで奴隷制度が普通に跋扈していたのと同様に、現在の人種差別はそのくらいにありえない時代だったと振り返る日が来るだろうと思う。
しかし、個人が個人に対して行う差別は永遠になくなることはないのではないか。
差別というよりは差別感情というべきか。
個人的に誰が嫌いだとか、生理的に無理だとか。
そういった感情を抱くこと自体は悪ではないので、それを罰することもできないし非難することもできない。
生まれた地域や肌の色で差別されることはなくなるかもしれないが、見た目だとか話し方、臭いなどで個人が個人を差別することに対しては誰も何もできない。
それが恋愛関係なのか、友人関係なのか、仕事関係なのか、いずれにしてもそういった個人的な感情で動くことが多い関係性では、生理的に受け入れられないことが人種差別以上に辛いものになるだろう。

でもそれは本人が乗り越えるべき壁なのかな。
もし本人がそうしたハンディキャップを埋めるべく、なにか周りにプラスになるような価値を提供できなければそれは、そうした遺伝子は自然淘汰されて叱るべきとなってしまうのかもしれない。例えばめちゃくちゃにお金を稼ぐとか、話してると楽しくなるだとか。